山奥の道の駅で、店先にごろごろ転がっていたカボチャたち。
少数派だけど存在感があったのが、ひょうたんみたいな形の楽しげなかぼちゃ、バターナッツ。
南アメリカ大陸原産で、アメリカで 品種改良された個性派カボチャだ。繊維質が少なくてねっとりした食感が特色で、「バターのように滑らかで、ナッツのように甘い」ことから名付けられたそう。
夏に収穫され、追熟をへて秋に出荷されることが多いという。
さっそく、真っ二つに割ってみる。
ひょうたんは全体が空洞だけど、こちらは実の膨らんだ部分に空洞がありタネが詰まっている。
切り口からは、水分がじゅわりと浮かび上がってきて、煮物にしたりするお馴染みのカボチャより水分が多い印象だ。
アメリカではポタージュスープなどで食べることが多いそうなので、似たような食感の秋の味覚、サツマイモとともに、くたくた煮込んでみることにした。
軽めに炒めて甘味を引き出した玉ねぎにパウダースパイスを加え、バターナッツとサツマイモを合流させる。
そこに、1時間ほど前から煮込んでいた豚軟骨を投入し、さらに数時間煮込むと出来上がり!
トロトロに煮込まれて、プルンプルンの豚軟骨。そして、ホクホク食感のサツマイモと、ねっとり食感のバターナッツかぼちゃ。食感のコントラストが楽しいカレーとなりました。
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